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イラッしたクロアチア戦 [ワールドカップ ドイツ大会]

んだオーストラリア戦から6日目で迎えたクロアチア戦。

フォーメーションを 4-4-2 に変更し、
ミドルシュートを練習し、
その他諸々修正してきたのだろう。

ジーコは、"十分な準備ができた。"

と言ったらしい。

その"十分な準備ができた"クロアチア戦を整理してみた。

1.) 川口のスーパーセーブ

2.) 左右のサイドバック

3.) メンタリティー

4.) 基礎技術

5.) インサイドで蹴れば。。。

 


1.) 川口のスーパーセーブ

また、"鬼神"と化した川口がいた。

前半22分、宮本のペナルティ・エリア内で与えたファールによるPKを見事に止めて見せた。

Croatia PK saved by GK Kawaguchi

*最初に画面上をクリックした際には、

"The owner of this video does not allow video embedding
please watch this video on YouTube.com"

と表示されますので、その後、画面上を再度クリック下さい。

 

震えた。

前半28分、クラニチャルのバー直撃のミドル・シュートも川口のオーラが出ていたのだろう。

この川口の活躍がなければ、勝点 1 も得られなかっただろう。

2戦とも川口が目立ってしまった。

MVP級の活躍である。

それ自体、チームが劣勢に立たされていたっていうことで、
よいことではない。

が、次線のブラジル戦は、たとえ、主力が何人抜けようが、
劣勢に立たされる場面は、多いはずである。

また、川口には、"鬼神"になってもらうしかないだろう。


2.) 左右のサイドバック

左右のサイドバックの出来は、分かれてたんじゃないだろうか。

まず、右サイドバックの加地。

加地は、川口に次ぐ、MVP級の働きをしたと思う。

攻守に的確な動きをしていた。

特に攻め上がりのタイミングは、素晴らしかった。

"あの" 決定的場面を創ったのも、加地の素晴らしいタイミングの攻め上がりからの素晴らしいクロスからである。

1年前のコンフェデで殻を破り、変化を遂げた加地は、それ以来、自分の中では、高評価の選手である。

だから、オーストラリア戦でも加地がいてくれればと何度思ったことか。

次戦のブラジル戦では、1年前には、幻となったゴールを正真正銘のゴールとして決めて欲しい。


左サイドバックの三都主には、そこまで守備を期待しているわけではなかった。

それにしても、寄せは甘すぎるように思うが。。。

だから、守備については、ある程度目を瞑って、攻撃の方で期待していた。

 

が、

 

有効な攻めは、あまり見うけられなかったように思う。

ドリブルで切り込むのもいいし、 (それなら、もっとガンガン切り込んで欲しかったけど。。。)
クロスをあげるのもいい。

でも、適切なところで、適切な判断をしていたかというと

 

 "??"

 

 である。

ドリブルかクロスかの判断が悪かった。

次戦の母国相手には、適切な判断で、左サイドからの攻撃を創って欲しい。


3.) メンタリティ

ラモスみたいなことは言いたくないが、

"気持ち入ってないね!!"

オーストラリア戦よりは、全然マシだった。
(なんで、オーストラリア戦では、出来なかったんだとも思うが。。。)

だけど、後半の後半になると、その"気持ち"は、全くなくなっていたように思う。

後半44分の三都主のクロスには、だれ~も反応していなかった。

えっ~~~~~~!!


追い詰められないと、メンタリティ上がんないだろうか??

そういう国民性なんだろうか??

今回は、追い詰められ過ぎだけど。。。


4.) 基礎技術

クロアチア戦に向けて、ミドルシュートの練習をかなりしていたみたいだ。

その効果はあり、意識は高く、いつもより高精度のミドルが、中田、小笠原等から見られた。

だけど、少し多過ぎなような気もした。

何でもかんでも、ミドルを打っている感じで。

打たずに突破しにいってもいいようなとこもあったと思う。

これも判断の問題だが。。。


で、

基礎技術だが。。。

基礎技術が欠けていると感じるとこが、多々見受けられた。

特に後半のクロアチアの攻撃は、日本の中盤のミスで、ボールを奪われるとこから始まっていた。

そのミスは、トラップやショートパスの精度という基礎的なものだった。

中田もその基礎的なものをかなりミスってた。

"えっ!?"

て、場面が多かった。

現地は、かなり暑かったみたいだが、その辺も含めての基礎技術だと思うが、どうだろう??


5.) インサイドで蹴れば。。。

イタリアで3年過ごした彼のストライカーは、試合後にこう言った。

"うまくいかなかった。インサイドで蹴れば、また違った結果になったかも"

 

"えっ!?"

"えっ!?"

"えっ!?"

"えっ!?"

 

普通、インサイドで蹴るんじゃないの??

あの場面。

わざわざキーパーの股抜く必要ないし。

インサイドで蹴っとけば、ゴールの3/4ぐらいを占めてた誰もいないとこ飛ぶよね、ボールが!!

Yanagisawa Super Shoot !!!


そのストライカーに替わって、柏から名古屋に移ったストライカーが入ってきた。

その彼もGKと1対1の場面を創った。

なのにパスっ!!!!

 

"えっ!?"

"えっ!?"

 

期待していただけにガックリときた。

前なら、ちゃんとシュートしてたでしょっ!!


FW陣ホント考えなきゃね。

を使うのも手、こうなったら。
高さとあの気迫を使うときかも。

あとは、トップレス・システムの導入。

4-6-0

みたいな。

昨季のローマは、トップレス・システムにしてから、好調になったから。
それを今から研究してみては??


 
                   中田

                              小笠原

              中村     小野

              福西  稲本

中田浩                          加地

              坪井       中澤

                  川口

 

で、で、ちなみに今回の采配は、ノーマルなものだったと思う。
(高原と大黒の交代は、もっと早くてもよかったと思うが。。。)
(もっと言えば、もっと攻撃的なカードを切ってもよかったかもしれない。勝点3が必要だったから。)

けど、今回ばかりは、少しかわいそうだ。

普通は、勝点3を手に入れられていた可能性が、かなり高いから。


決勝トーナメントに行くには、最低

 

2点差以上で、ブラジルに勝つこと

 

が、条件となった。

ハッキリ言ってカンタンじゃない。

っていうか、ムズカシイ

最低条件をクリアしても、オーストラリア vs クロアチアの結果に左右されるから。
得失点差もイタイ

1%もないだろうか。

でも、逆境に強く、運も少なからず持っていた日本代表に第3戦目で、サプライズを起こしてもらいたい。

 

"凹んだオーストラリア戦"はコチラ

グループ F の行方はコチラ


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コメント 2

りさ

川口には本当に感謝ですね。

しかし・・・
「インサイドで蹴れば、また違った結果になったかも」
そんなコメントをしていたなんて、言葉がありません。

本当に少ない可能性ではありますが・・・
ぜひ、サプライズを起こしてもらいたいと思います。
by りさ (2006-06-20 19:22) 

Frank_Chelski

コメントありがとうございます。

りささんは、立ち直りましたか??

自分は、まだです。。。。
by Frank_Chelski (2006-07-01 14:22) 

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